前回の記事では、典型問題の解法をおぼえる事を主眼とした問題集を案内し、どういう使い方をすれば良いかと云う事にかんして述べた。
そして、記事の最後に「やさしい理系数学」と「理系数学の良問プラチカ」を挙げた。
こんかいは殊更にこの二つの問題集にかんして述べたいとおもう。
「やさしい理系数学」は典型問題の解法をおぼえた後にやるにはベストの問題集である。
この問題集にはややレベルの高い例題と、標準レベルの演習問題の二つが掲載されている。
これらの問題を解くにあたってであるが、前回案内した問題集は一問5分レベルの時間で解くと云う事だったが、今回は解法をアウトプットすると云う事であるので一問20から30分レベルの時間を使用して問題を解こう。勿論早ければ早いに越した事はないのだ。
なぜこのような時間設定をするかと云うと、この問題集レベルの大学の入試問題は一問20分から25分レベルの時間で解かせるように為ってる事が少なくないからである。つまり今までの問題集より、より実戦的な使い方をして解くと云う事である。
また、この問題集の最大最高の特徴点は豊富な別解に有る。多少遠回りな解法も有る為、自身で取捨選定しておぼえるようにしよう。
つまり、この問題集は、解法をおぼえる事と、実戦的な問題に取り組む事と云う、二つの違った取り組み方を1度に出きる問題集であるためである。
レベル的にも、東大受験生が使用するようなレベルであるので途方もなく高いものだとおもって欲しい。
「理系数学の良問プラチカ」も同様な使い方をしよう。
ただ、こちらは別解は殆どないのだ。実戦演習用としての問題集だとして使おう。
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