今回は数学の問題集の中でも特筆すべきものとして、「大学への数学」シリーズの参考書テキストをあげていきたいとおもう。
まず「大学への数学」シリーズは、超有名予備校や大数ゼミと云う数学に特化した塾の講師たちが執筆している。
掲載されている問題は昭和の問題からここ数年の良問のみを厳選している。ただ、「月刊大学への数学」は前年に実行された入試問題から選りすぐられた問題が掲載されている。
昭和の問題と云うと、古くて現状の入試風潮に合わないのじゃないかと思いがちであるが、その辺りは問題の選び方が厳選されているので懸念ないのだ。
むしろ、昭和や平成初期の難問は時間をかけて解くに値し、標準以上の受験生の数学力をより飛躍的に向上させるにはベストであるためである。
また、以前に何回もでたが「大学への数学一対一対応の演習」も、このシリーズに含有される。
「一対一対応の演習」が「大学への数学」シリーズでは、難易度としては、一番易しい部類に入る。
しかしながら、「一対一対応の演習」も「教科書レベルは殆ど把握している」レベルに達していないと把握出きないのは前述したとおりである。
つまり、このシリーズだけで入試数学の基礎からはじめるのはむずかしいのである。
しかし「一対一対応の演習」を解けるレベルになってから「月刊大学への数学」や「新数学スタンダード演習」等に進むと、学力の飛躍的に向上は見ちがえるほどである。
「新数学スタンダード演習」は「月刊大学への数学」の増刊号と為ってる。
次回はこれ以外の増刊号にかんして軽く接触したいとおもう。
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