さて、定理等を把握したあとはどうすれば良いだろう。
先日申し上げた通り、同じような計算問題を解きつづけるのは学習の初歩の段階である。これも必要になってく為、大事な仕事である。
その次が問題である。進学校にとおってる人や予備校・塾にとおってる人は良いのであるが、通常の高校であると、この段階で授業が完了してしまう事が多々有る。
以下の段階は・・・・・・・・・・・・多少驚愕されるかも知れないが、定石をマスターする事である。
むずかしい問題も基本的には定石通りの解き方をすれば解く事が出きる。途方もなくの発想力を必要とする問題も有るが、こういった問題は、この時点では真剣に解こうとおもってもなかなかどうしてむずかしいとおもう。まず最初は定石のマスターである。
よく云われるのは「チャート式」シリーズであるとか、東京出版の「大学への数学一対一対応の演習」と云ったところである。
私としては「一対一対応の演習」をおすすめしたいのであるが、この本はややマニアックな解法が載っていたりする為、あまり数学が得意でない人には「チャート式」が向いているかとおもう。
ではなぜ私が「一対一対応の演習」を勧めるかと云うと、この本は他の参考書テキストに比較して、掲載されている問題が厳選されており。復習もしやすいのである。
数学の問題を解きっぱなしにする人がいるが、これはあまりいい勉強方法とは云えない。
やっぱり英語とおなじ様に、何回もくりかえし解いて、同じような問題が出題された時には、体が反応するくらいまで練習すべきである。
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