前回の記事で書き失念してしまったのであるが、公式も把握しておぼえる事が必要である。もしくはおぼえてから把握するでも良いだろう。
どういう事かと云うと、例を挙げると sin^2(θ)プラスcos^2(θ)=1 と云う式をおぼえる時、直角三角形で直角でない一角がθのものを考慮してみるべきだ。
そして次に辺の長さをおのおの、a、b、c(a,b<c)とおくるのだ。こういった辺の長さのおき方等も自身で条件を設定しなければならないときが有る為、ガッツリ慣れておこう。
そうすると三平方の定理より a^2プラスb^2=c^2 に成る。これは中学校で習った数学からつながってきている。
この両辺をc^2で割ってみるべきだ。そうすれば sin^2(θ)プラスcos^2(θ)=1がでてくる。
こうやっておぼえると、通常におぼえるより失念しにくく、また問題で同じような背景のものが問われた時に対処出きるように成るのである。
またさっきの式をcos^2(θ)で割ると、tanとcosの超有名式に成る。おぼえ方次第で一石二鳥にも三鳥にもなる。
これはほんの一例であるが、公式も把握しておぼえると良いと云う事が把握出きてもらえたかとおもう。
二次関数の解の公式も、中学では呪文のようにおぼえたが、高校数学で平方完成をおぼえると簡単に出す事が出きる。
余談であるが、東大の数学の問題にsinの加法定理の証明が出された事が有る。当時の受験生は複素数等を使用して解いたりしたようであるが、現状だったら一次変換を活用して解くのがベストだろう。
勿論加法定理の証明は教科書に載ってるが、この問題を解けなかった受験生もおおくいたと云う事である。
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