掛金は､月額を1,000円から70,000円までの間で､500円(1口)単位で選定する事が出きる｡
月払いの他に､半年払い､1年払いと､掛金を纏めて(まとめて)納付する事も出きる｡
纏めて(まとめて)納付する事を､掛金の｢前納｣と云う｡
前納は､将来の掛金を前払いする事で在り､遡って過去の掛金を支出する事は出きない｡
前納には､半年分もしくは1年分を毎年継続的に納付する方法と､任意に納付する方法が有る｡
前納する事により掛金が割引される｡
割り引かれた金額は｢前納減額金｣として支出される｡
前納減額金は､掛金月額×0.9/1,000×(前納月数の累計)で算出される｡
前納した月数が12ヶ月以上のケースの場合､12ヶ月を超越する月数は､12ヶ月として計算する｡
前納減額金は､毎年3月末の時点での前納状況に基づいて計算され､その年の6月に支出される｡
但し金額が5,000円未満のケースの場合は､5,000円以上に成るまで中小企業基盤整備機構に預けられる形となり､5,000円以上に達した年に合算した金額が支出される｡
掛金の増減や払い込み区分の変更は､小規模企業共済への加入後も可能である｡
掛金が口座振替されず未納となったケースの場合､未納となった月の翌々月以降に来る初めの偶数月に､再度､未納分の掛金と合わせて口座振替される｡
未納月数が12ヶ月以上となったケースの場合は､｢契約解除予告兼解除通知書｣が送付され､小規模企業共済契約が解除される事に成る｡
[0回]
PR
